坂井千尋・陶のこと

更新がおろそか過ぎて、
もはやブログの意味をなしていないです・・。

で、その間何をしていたかといえば

窯の焼成について四苦八苦しておりました。

今年やっと新品の窯を入れて
ニヤニヤしていたまでは良かったのですが、
この相棒がかなりのじゃじゃ馬。
（いいえ、むしろ私がいたらずでした、すみません。）

なかなか思うような作品が取れなかったんです。

いかに焼物が、焼きの部分で左右されるかを身にしみて味わっていました。

で、あげく焦りのためか、卒業して１０年にもなるのに
大学の授業を実は履修し忘れて、卒業できない！
という悪夢を繰り返し見たり・・・。

先日のクリスマスもそそっとこなし、でも美味しいケーキはちゃっかり食べつつ。
新たな方法で焼成を試してみたところ、

おおおおーっ！
なんか今までと窯の雰囲気が変わったじゃないですかー。
ささやかな変化なのですが、そこまで行くのが一苦労だったんです。

手をつないじゃった！のような感覚に近いかも。

ううう・・・、長かった半年。

さらに、焼成方法や素材を色々試していかなくてはですが、
なんとか一つの区切りが、
年末にきてやっと迎えられた気がしています。

ほっ



何が変わったんだ?と思われそうですが
良いんです良いんです、
これはもう自分の問題なんです・・。

これがクリスマスのおかげでない事を祈ります。

この裏にも岩の上の山羊がおります。

これは今年の6月にbowl.bowl.bowl展で展示したもの。
浅草橋のギャラリーマキイマサルファインアーツhttp://www.makiimasaru.com/mmfa/index.htmlでは
毎回器のテーマと価格を決めて展示をしています。
過去には、湯のみ、ご飯茶碗、カレー皿、カップアンドソーサーの展示をしました。
クラフトギャラリーではないのですが、そこがまた自由な感じで良いです。

もう一枚。
これは深めのボール

bowl・bowl・bowl展で展示している作品からワンショット。

ハリネズミカップ

ハトボウル

熱い窯からペンギン現る

これはネコ
今回の窯は全体にピンク、窯焚きは不思議です。